従いましてspamネタではございません。
これも先日、郵便ポストに入っていたチラシです。
業者名は「ゼクシィ」。
ゼクシィといえば、ご存じのとおり、リクルートが運営している、結婚式準備から結婚後の新生活までをターゲットにしているサイト並びに雑誌です。そんな雑誌名を貸金業者が名乗るなんて、業者名を詐称するにも程があるんじゃないか?
このゼクシィという貸金業者、最高融資額800万円、金利は年2.1%〜5.1%(しかも固定金利)とのこと。あり得ないくらいの好条件です。
そして住所は東京都世田谷区上北沢5-1(ここまでしか書かれていない)、登録番号は「都(2)26482」だそうです。
そこで、さっそく金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で調べてみましょう。
すると、この登録番号で1つの業者がヒットします。

検索結果を見ると、住所は確かに会っていますし、よくチラシを読むと、「本社/カイセー」と書かれています。でも、「ゼクシィ」という商号は登録されておりませんし、何よりチラシにある電話番号が、検索結果のものと異なっています。(チラシの番号は03-5925-3186)これはいったいどういうことでしょうか? 電話番号が変わったのに登録してないのか?(あるいは電話番号が変わる旨登録していても、タイムラグがあって検索に引っかからないのか?)
今時点での結論としましては、全くの闇金業者ではありませんでした。
が、登録内容とチラシの内容に差異があることから、少なくとも私は眉唾ではないかと思っています。
だいたい、個人の貸金業者で800万も融資できるのかなあ。まあ1人相手なら何とかなるかもしれないけど、束になって800万貸してくれって言われたらどうするんだろう?(融資できません、って断るのか?)