どうすごいのかよくわかりませんが、とりあえず送られてきたspamがそう言ってます。
本当に、何がすごいんでしょうか?
[Date] 2006/03/06 11:18:49
[From] ayumi_001_001@yahoo.com.au
[Subject] 女性専用車両
女性専用車両の盗撮です。
これは男の願望を丸ごと引き受けている感じです。
「朝のラッシュ編」がとにかく凄い・・・。撮影した人も凄い。
今までこんな映像はどこにいっても流してないでしょう。
規制がかかってしまったら、このリンクは即消去しますので、お早めにご覧下さい。
ttp://www.gyakuten6.net/serebu/?1922
※クリックして、ページにジャンプしない場合はごめんなさい・・・。
受信拒否
concept3_net@yahoo.ca
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誘導先は「鳥肌」(最終的には「CASANOVA」)です。
でも、女性専用車両を盗撮したからといって、男の願望(=Hな願望?)を満たすようなものは写らないと思うんですけどねえ。いちおう公共交通機関なんだし。
ところで、女性専用車両ですが、いろいろな問題点も指摘されているようです。詳しくはWikipediaの「女性専用車両」の項目をご覧ください。
これはなにか意味があるんでしょうか
本来、未承諾広告(いわゆる迷惑メール)には、以後送信を希望しない場合の通知先メールアドレスを記さなければならないことになっています。(詳しくは、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」をご覧ください)
しかし、このspamの場合は、そういう良心的な心づもりで受信拒否用メールアドレスを記しているわけではありません。
この受信拒否用メールアドレスの意味は、そのメールアドレスに返信させることにより、「生きたメールアドレス」かどうかを判定することにあります。
例えば、sさんのメールアドレスにspamが届き、受信拒否用メールアドレスが記されていたとします。sさんがその受信拒否用メールアドレスに「メールはもう要りません」といった内容のメールを送ると、sさんのメールアドレスは「生きている」ことになります。
そのことを確認した業者は、さらにいろいろなspamを送りつけてくるでしょうし、ひょっとするとその業者はsさんのメールアドレスを「生きている」と注意書きをした上で、他の業者に転売するかもしれません。そうなると、spamばっかりが増えていくことになります。
従いまして、spamの「受信拒否用メールアドレス」へは、絶対にメールを送ってはいけません。
今後ともよろしくお願いします。
「迷惑メールがたくさん来てうっとうしい。毎回、メールを拒否するならこちらという案内に従って拒否のメールを出しているんだが、ちっとも止まらない」
という電話がありましたので、丁寧にその手のメールのお話をさせていただきました(ま、話半分のところで、向こうさんも気付いたようですが)。
あるいは、この手のメールに記されているURLを、”確認”と称して片っ端から開いてウイルスに感染した大○○者もいましたしね(←”確認”を口実にしているのがミエミエだし)。
しかしま、2番目の彼は論外として、1番目の人の場合、「自分のところにメールが来る」と、何だか自分が特定されているように感じてしまい、相手が「とにかくめったやたらと送信しているもの」だとは想像しなかったのでしょう。
くまたろうさんもおっしゃっていましたが、spamというものに対する知識があまりにも不足しているように思います。まあ、誰も教えないからそういうことになるんでしょうけど、これだけ架空請求なりウィルスなりスパイウェアなりが社会問題化しているのに、その元凶とも言うべきspamのことをきちんと教えないのは間違っていると思います。
でも、こういうことを啓蒙する人が、くまたろうさんのようなボランティアで本当にいいのか、私も疑問に思っています。
またよろしくお願いします。